食事バランスガイドの活用法

みなさん、こんにちは!

国立健康・栄養研究所では、新型コロナウィルス感染対策としての栄養について「外出がままならないときこそ、食事は量より質(栄養バランス)に気をつけましょう」と発表していました。

栄養バランスがいいとは、どういうことなのでしょうか?

栄養バランスを知る簡単な方法の一つに食事バランスガイド(農林水産省)があります。

そこで、今回は食事バランスガイドとその活用方法についてです!

食事バランスガイドは、1日に何をどれだけ食べたらいいかについて簡単に示したものです。

では、実際に食事バランスガイドを見てみましょう~


(農林水産省HPより)https://www.maff.go.jp/j/balance_guide/

食事バランスガイドでは、一日の食事量を一つのコマで示しています。

主食(ごはん、パン、麺)
副菜(野菜、きのこ、いも、海藻)
主菜(肉、魚、卵、大豆料理)
牛乳・乳製品
果物

でコマ本体を示し、水やお茶といった水分はコマの軸、菓子・嗜好飲料はコマの紐。

運動することによってコマが回転し、全ての量が適切であるとコマが回る

という仕組みになっています。

では実際に、何をどれだけ摂ればいいのでしょうか。

一日中座っているのがほとんど、という人以外は、女性であれば2200±200kcalの基本形を参照します。

主食は5~7つ
副菜は5~6つ
主菜は3~5つ
乳・乳製品は2つ
果物は2つ

と表記されています。

つ(SV)のカウントの仕方だと、この表記の仕方になりますが、実際の食事量はどれくらいになるのでしょうか。

主食1つはごはん小盛り1杯、食パン1枚、ロールパン2個。
うどんやもりそばなどの麺類は1杯で2つ。
副菜1つは小鉢や小皿に入った野菜。野菜の炒め物や野菜の煮物は1皿で2つ。
主菜1つは卵1個、納豆・豆腐小鉢一つ。魚料理1人前は2つ、肉料理1人前は3つ。
乳製品1つは牛乳コップ半分、チーズ1かけ、ヨーグルト1カップ。
果物1つはみかん1個、リンゴ半分。

として考えます。

また、つ(SV)の数え方をマスターすれば、昼食に偏った食事をしちゃったな・・・というときに夕食でバランスをとることもできます。

病気にならない体を作るためにも、みなさんも栄養バランスを考えてみてはいかがでしょうか!

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